ヤマサハウス、リノベのモデルハウス開設、築41年の戸建てを性能向上

ヤマサハウス（鹿児島県鹿児島市・リフォーム売上高10億円）はこのほど、築41年の戸建てをリノベーションしたモデルハウスをオープンした。

築41年の戸建て物件をリノベーションしたモデルハウス。無垢材の杉のフローリングなどを使用し、カジュアルモダンな雰囲気に仕上げた

同モデルハウスの土地面積は206平米、延床面積は87平米。間取りは3LDKに変更した。最大の特徴は性能向上だ。断熱性能はUA値0.55［W/平方メートルK］、耐震性能は上部構造評点1.17を実現した。断熱工事では屋根に吹き付け硬質ウレタンフォームを180ミリ、壁にグラスウール16Kを90ミリ、床にグラスウール32Kを60ミリ、窓にLow-E複層ガラス＋アルミ樹脂複合サッシを施工した。耐震工事では筋交いの設置などを行った。C値は1.0。また、省令準耐火仕様とした。同モデルハウスのペルソナとして、就学前の子どもが2人いる共働きの30代夫婦を設定している。グランドオープンのイベントでは、来場客から「家の中が暖かい」などの声が寄せられた。