ワコーズホーム、前期売上高20億円を突破

　リフォーム専業のワコーズホーム（千葉県千葉市）の前期リフォーム売上高（今年8月末決算）は20億8135万円で、前年度から７％増の好成績となった。

　同社の取締役執行役員リフォーム総括の廣瀬豪一氏によると、とくにインターネット集客が好調で、リフォーム業者紹介サイト「ホームプロ」を経由した集客と受注が増加している。具体的には「ホームプロ」経由の見積もり依頼が月平均20件あり、うち約7件で成約がとれるという。1件当たりの受注金額も平均３４０万円と高く、屋根工事と水まわり工事を組み合わせた内容が多いという。全体に占めるネット経由の売り上げシェアも前年の約1割から約2割まで跳ね上がっている。

　同社では1万8000軒のOB顧客を持ち、顧客満足度をさらに上げるための不満足防止の仕組みを昨年末から社内に導入して成果を上げている。一方、インターネット経由で新規客の割合が徐々に高まっており、現在ではＯＢ客６に対し新規客４まで比率が接近してきている。