福喜(福岡県北九州市)は、半年前から3D画像を用いたプランニング提案を行い、客単価が1.5倍に伸びている。前期は80万円だった客単価が今期は120万円となった。他店との差別化を図り、価格競争に巻き込まれない体質をつくることが導入の狙い。近隣の家電量販店がリフォームに力を入れてきたこともあり、プレゼン力を強化した。
「当社ではタブレットを使用し、完成後のイメージを3D画像にした『見せる営業』を始めました。他社の提案に比べてお客様の想像が膨らみやすく、単価の高いリフォームが受注しやすくなりました」(福田登社長)
提案強化により成約率も高まっている。前期より10ポイント増加し、現在は70%の成約率を維持しているという。近隣半径10キロ圏内の30万人の商圏が活動の範囲。今期売り上げは、前期から4000万円増のリフォーム売り上げ3億8000万円を目指している。

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