すてきナイスグループのナイスリフォームプラザ(神奈川県横浜市)は、介護リフォーム事業に進出した。同社は、グループ内で訪問介護を行うナイスコミュニティーサービス(以降、コミュニティー)と協力し、事業を伸ばしていく計画だ。
横浜市のショールームの体験コーナー
具体的には、コミュニティーのケアマネージャーを介して、介護利用者に提案していく計画。現在コミュニティーの訪問介護利用者は100名弱。まずは、ケアマネージャーから利用者に対してヒアリングを行い、適切な介護リフォームの実例を蓄積する。その上で、近隣の訪問介護サービス企業に提案していく考えだ。
「介護リフォームを行う企業であることを積極的にPRしていくことで将来的に相談してもらいやすい環境を整えていきます」(福澤雄一取締役統括部長)
同社は昨年11月に、グループの運営する横浜市鶴見区のホームセンターにショールームを構え、介護用品を展示、販売、レンタルサービスを行っている。ホームセンターの顧客は50代以上が7割のために、今後同社は需要の高まりを期待している。同社は今期、リフォーム売り上げ前期比110%の8億5000万円を目標にしている。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面