中古再販事業を手掛けるカチタス(群馬県桐生市)は今期売上高を前年比1割増の430億円と見込む。同社では中古戸建てを買い取り、リフォームした後に販売する事業を手掛けている。
今期の販売戸数については前期よりも100~200戸多い、3200~3300戸を計画している。なお、2014年3月~9月間の上期売上高は前年比11%増。販売戸数は約1500戸となっている。今期は仕入れの改善に注力。従来、主力だった競売物件の仕入れを減らし、直接エンドユーザーから買い取るほか、不動産会社から購入している。競売物件の価格が上昇していることが要因。
さらに回転率を高めるため、リフォーム竣工前から物件の販促活動を行うように変えている。
新井健資社長は「不動産は生もの。新鮮な商品を早く届けることが大切。さらに在庫の回転率を上げていきたい」と話す。
同社は全国に107の拠点を持つ。社員数は520人。前期の売上高は397億円。

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