アールデザインラボ(宮城県仙台市)は、賃貸リフォームを強化。ワンルームのリフォームを40万円パック化し、月5件受注している。
同社のデザインリフォームのテーマは、「おしゃれな原状回復」(後藤健一副社長)。クロスは白と黒を基調にした。平米1500円程度のものを使用。無垢材のフローリングにし、通常の原状回復よりもグレードの高い工事を行う。

デザインリフォームで賃貸の入居率を高める
家族をターゲットにした物件の場合は、腰壁を作り、上と下で配色を変えるなどして、デザイン性を高める。空室対策としてリフォームの意識が高まっているという。仙台市若林区の空室率は、今年の春まで10%未満だったが、現在23%まで上がっているからだ。
「震災後の復興で避難者が仙台から離れ、賃貸住宅の空室が目立ちはじめました。一度原状回復したものの、入居につながらない物件からの受注が多いです」(後藤副社長)
同社の年商は約2億円。

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