【次世代の再生サービス】 マイスターコーティング
キッチン・バスの水まわりや、フローリングを交換することなく、甦らせ美観を維持させるコーティングサービス。これを採用するリフォーム会社が増えている。今回は、長谷川興産(東京都豊島区)が提供するマイスターコーティングを実際に活用しているリフォーム会社に話を聞いた。
← ダイチ 板橋店(東京都板橋区) 高津佳典氏
――何年前からマイスターコーティングを使われていますか。
高津 4年前ぐらいからですね。一番はじめは、ハウスクリーニング事業のおそうじ本舗とのお付き合いです。そこで、フローリングなどのコーティング事業もあることを教えてもらって提案を始めました。
――実績はどれくらいでしょうか。
高津 今、板橋店では年間で約300現場、売り上げで3億8000万円です。集客はポータルサイトと不動産屋からの紹介などが多いです。マンションリフォームが8割で、1000万円以上の大型リフォームも15件ほどありますが100万~300万ぐらいのリフォームが多いです。その中で3割ぐらいは床のリフォームです。
――どんな時にコーティングを提案していますか。
高津 フロアコーティングを提案するのは、多少キズがついていても交換するほどではない状態のときです。補修という手もありますが、補修だけだと結局すぐに傷んでしまうのでコーティングを勧めています。
実際、提案してみると、3割ぐらいの方が興味を示されますね。ちょうど7年、10年たったフローリングの劣化をとどめましょうと提案すると非常に効果的な商品になっています。

ほぼ1日の施工でキレイなフローリングに
――やはりキズを心配して採用するお客さんが多いのでしょうか。
高津 そうですね。さらにフローリングを長持ちさせたいというニーズがあります。特に最近はペットを飼っているお客さんが多いですよね。先日もカーペットからフローリングに張り替えたけど、ペットがいるとキズが気になるということだったので、新品のフローリングをコーティングしたら大変喜ばれました。
――いくらぐらいの提案金額になりますか。
高津 全部の部屋の床をやると20万ぐらいになり、ちょっと高いという反応があるので、だいたいリビングと廊下に落ち着いて10万ぐらいの金額になります。商談の途中の段階でこのプランを出しておくと興味を示して、マイスターコーティングの方と具体的に説明をしに行けば、大体決まります。
――金額の他に提案しやすい点はありますか。
高津 工期も早いので提案に使いやすいですね。先月も年末に引っ越したいということで、フローリングを全面張り替えたら間に合わない、そんなときにコーティングなら間に合いました。
職人の手配も大工と違い、責任施工で任せられるので重宝しますね。
――今後の活用はどのように考えていますか。
高津 新築から10年の物件では、すべてコーティングを勧めていきます。提案して張り替えになることもあるかと思います。新品に張り替えるお客さんにも長持ちするコーティングの提案を勧めていきます。コーティングの成約は、まだ年間10件ほどですが、今の顧客層とニーズを考えると2倍から3倍成約できるのではと期待しています。
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