リフォーム事業で約200億円の売り上げをもつニッカホーム(愛知県名古屋市)が不動産事業を拡大する。
間もなく神奈川と大阪に拠点を設け、再販事業と仲介+リフォーム事業を展開する。今期(12月決算)は同事業で前期の倍となる12億円の売り上げを目指す。
同社が不動産事業を開始したのは2012年の秋。現在は、昨年11月の新店開設で名古屋の拠点は2カ所となり、10人のスタッフが在籍する。主な事業内容はマンションの再販と仲介+リフォーム事業。リフォームを含めた合計価格はどちらのケースも1000万~2000万円。現在の事業売り上げの内訳は、約4億円が再販事業、約2億円が仲介+リフォーム事業となる。
「1つの事業として拡大していく」と西田裕久社長。近年、同社はリスクヘッジの意味合いなどから事業の多角化を推進。給湯器販売の専門ショップ「給湯器大問屋」や高単価リフォーム事業「ニッカプラスアップ」を立ち上げてきた。その中で、不動産ビジネスも1つの柱として、成長を図る。
同社の今期売り上げ目標は250億円。今期は海外でのリフォーム事業にも取り組む方針だ。

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