静岡県富士市に本社を置くデグチホームズが、4年後の株式上場に向け、新事業体制を進めている。従来のリフォーム、新築、中古再販事業等に加え、「中古仲介+リノベーション」事業を本格化。さらに、周辺地区への新規出店を狙うなど、事業拡大を推進している。

本社ショールームでも新事業の「中古+リノベーション」をアピール
同社が狙うのが圧倒的な地域シェア。人口25万人の富士市においてリォームでは既に地位を確立。新築、不動産においても、トップクラスの実績を持つが、断トツのシェアを目指し、強い企業体の構築を進める。
その中で、今後市況が厳しくなる新築事業に代わる新分野として昨年ブランド化したのが、「中古仲介+リノベーション」事業の「再生新家」だ。
同事業は、本社ショールームの改装が終わった昨年8月より本格始動した。現在担当者は4人。
1000万~1500万円の中古物件に数百万円のリノベーションをプラスし、提供する。現在行う中古再販事業と合わせ、将来は年間200~300件ほどの販売規模を目指す方針だ。
加えて、富士宮、静岡などにリフォームの新店舗出店も計画している。現在の同社の売り上げはデグチホームズ単体で約24億円。昨年創業35周年を迎えた。

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