(写真:(左)温かみのある空間でくつろぐことができる
(右)主にメーカーショールームの展示品を格安で販売している)
リフォーム業に加え、コインランドリーやアウトレット専門店、カフェの運営をしているのが横浜ホームスタッフ(神奈川県横浜市)だ。これらの取り組みにより、地域住民との接点を生み出している。コインランドリーの利用客がリフォームを依頼するなど、リフォーム業への波及効果も見られる。
4種の事業で接点創出に
狙いはファミリー層
同社はリフォーム業を主軸に展開している。小工事や内装工事、設備交換、外構・外装工事、間取り変更を伴うリノベーションなど、住宅の改修工事全般に幅広く対応。なかでも設備交換が中心で、年間約700件の工事を手掛けている。営業エリアは瀬谷区・旭区を中心とした横浜市内で、2024年5月期の売上高は2億4000万円。
同社の特徴はリフォーム事業だけでなく、コインランドリーやアウトレットショップ、カフェを運営している点だ。例えば本社併設のコインランドリーには、大型乾燥機1台、小型乾燥機8台、大型全自動洗濯乾燥機3台、洗濯機2台、靴洗濯機1台、靴乾燥機1台が並ぶ。齋藤功社長は「リフォームの主な客層であるファミリー層を想定したラインナップとしています」と語る。テーブルやソファー、100円でコーヒーやココアが飲めるカフェマシンも備え、くつろげる空間を提供している。
また、店内の壁にはリフォームのチラシを掲示し、自社がリフォーム事業を手掛けていることを発信。地域のコミュニティ活動のチラシも掲示しており、「地域の掲示板」としても機能している。利用者はファミリー層が多く、多い日には30 人ほどが訪れる。

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