
東京都住宅政策本部は、空き家の有効活用を促進するため「空き家リノベーションコンテスト2025」を開催する。都内の空き家を対象に、実際に改修を行った事例や、これから実施を予定するリノベーションのアイデアを募集し、優れた作品を表彰するもの。募集期間は10月30日~12月19日、表彰式は来年2月17日に予定されている
募集は、「ベストプラクティス部門」(実現事例)と「リノベアイデア部門」(企画提案)の2部門。応募対象は、所有者・賃貸借人・設計者・施工者などで、国・自治体を除く民間関係者が対象となる。各部門で最優秀賞1件、優秀賞1件程度を選定し、受賞者には表彰状や副賞を授与。リノベアイデア部門の受賞企画については、改修費補助の対象となる場合もある
審査は「活用目的」「デザイン性・機能性」「周囲とのかかわり」「波及性・先導性」の4項目を基準に、専門家が評価。受賞作品は東京都のホームページやイベントで紹介され、空き家利活用の好事例として発信される。
東京都は「空き家を地域資源として再生し、まちづくりや住まいの確保につなげたい」としており、2050年に向けた「東京戦略」の一環として本事業を位置づけている。
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