空気は無色透明だが、暮らしの上で、あらゆる生き物にとって健康を左右する重要なものだ。環境に配慮しながら、その循環を意識しよう。
クローズアップ建材 室内空気環境改善
11月9日は、その語呂合わせ(いい空気)から1987年に日本電機工業会(東京都千代田区)が「換気の日」に制定した。空気環境や換気の重要性をPRする取り組みの一環だが、建設や設備においてもそれらを踏まえた流れが加速。2003年に建築基準法が改正され、建築物の居室に「24時間換気システム」などの機械換気設備の設置が義務付けられた。これにより、住宅全体を考えた計画的な空気環境づくりが、施工者と住まい手の双方にとって「よい住まい」という認識が広まっていったといえよう。
室内では1日あたり10リットル以上、牛乳瓶で75本分もの水蒸気が発生し、空気汚染の元となる二酸化炭素(CO2)も平均的な成人で1日約480リットル、家庭用のゴミ袋に換算して10個以上も生み出しているとされる。外気温と暖房で室内温度との落差が大きくなる冬場は結露も発生しやすく、室内を閉め切ることでCO2も充満しやすくなる。もちろん自然換気も不可欠だが、環境にも配慮した機器を積極的に導入したい。
- 清潔に乾燥する電気タオルウォーマー
- HOT-eRACK [旭イノベックス]
![HOT-eRACK [旭イノベックス]](https://www.reform-online.jp/news/67485_01.jpg)
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パイプが暖かくなることでタオルを乾燥する。OFFタイマー機能搭載で消し忘れの心配もない。乾燥時間を短くすることで菌の繁殖を防ぐ効果も確認済み。自然乾燥のタオル掛けに比べ、大腸菌は99%以上、モラクセラ菌は66%以上減少し、乾燥させながら清潔に保つ。設置場所に合わせたサイズが選べるのも特徴。
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