「健康経営」に力を入れる企業が増えてきている。「健康経営」とは、社員の健康を経営の基盤と考え、社員の心と体の健康を守ることで企業の成長を目指す取り組みだ。経済産業省が推進しており、全国の企業で広がりを見せている。国の認定制度「健康経営優良法人」を取得するリフォーム会社や不動産会社も増えている。
キタセツの取り組み
毎日北川社長が野菜多めの昼食を作り、社員に提供
ランチを一緒に。食卓を囲むことで、コミュニケーションの場になる
大田区のマラソンリレーに参加。運動を楽しむ環境を作っている
大田区が提供する歩数管理アプリ「はねぴょん健康ポイント」にチームとして参加し、1位に
総務部長
健康経営担当
渡部雅美氏
北川拓社長
リフォーム事業を手掛けるキタセツ(東京都大田区)は6年連続で健康経営優良法人に選ばれ、社員の健康づくりに力を入れてきた会社だ。現在は食事、健康診断、運動、女性の健康支援の4つを柱に活動を進めている。
同社の健康経営の大きな特徴が「キタセツランチ」だ。毎日社長が中心となって野菜多めの昼食を作り、社員に提供している。北川拓社長は「以前は社員がコンビニ弁当などで野菜不足になりがちでした。昼食だけでも野菜をしっかり取ってほしいと思いました」と話す。9年間以上続けてきて、今では毎日20人以上が利用し、一緒に食卓を囲むことで交流の場にもなっている。
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