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中古住宅+リフォームプランが好調ダイニチキャピタル&ホープ

中古住宅+リフォームプランが好調 ダイニチキャピタル&ホープ

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年間約40棟の中古再販事業を手がけるダイニチキャピタル&ホープ(北海道札幌市)の中古住宅+オーダーメードリフォーム商品「ネオス」の販売が軌道に乗り始めた。完成物件の販売では取り逃していたニーズの拾い上げに成功している。

「ネオス」は希望の地域に希望の予算でマイホームを実現する商品。中古住宅探しから、リフォームのプランニング、施工、引渡しまで一貫して行う商品だ。場所と価格が決まっている完成物件のオープンルームを行うとどうしてもニーズに合致しない見込み客が出てしまう。そこで、そうした客層を取り込む商品の提供を開始した。WEB上には「ネオス」の専用ページを開設。基本的な注文の流れから事例等を掲載、会員登録ページも設けてあり、希望にあった物件が出た際に連絡が入る仕組みになっている。中古住宅とリフォームをわせた平均単価は2000万円弱。年収400万円前後の30〜35歳の層から支持を集めている。現在、ネオスでの受注数は月間1件だが、ニーズは高まっているそうだ。

ダイニチキャピタル&ホープでは約2000件の不動産情報を掲載した物件情報サイト、「マイホームサーチ」もオープン。さらに、毎月、生活情報や最新物件情報を掲載した生活提案マガジンを見込客約2000人に配布している。

「札幌ですと地下鉄駅徒歩20分圏内の新築で、土地建物をあわせて最低3000万円ほどになります。ただ、30~35歳の人たちは年収400万円前後の人が多く、親の援助や貯蓄がないとローンを組むことが難しい。ただ、2000万円ですと30~35年ローンで月の支払いが7~8万円になりますから、手の届く範囲になります」 (ダイニチキャピタル&ホープ佐藤信也社長)

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