イケア、新キッチン数千通りの組み合わせ実現

　イケア・ジャパン(千葉県船橋市)は、このほど完全リニューアルとなる新しいキッチンシリーズ「METOD(メトード)」を発売開始した。

新シリーズ「メトード」

　これまでの既成概念を破り、自分のスタイルで理想のキッチンを実現させるシステムとしてブロック方式を採用。キャビネット、引き出し、ドア、オーガナイザーを何千通りにも組み合わせることで、部屋のサイズや形にかかわらず、空間を最大限に有効活用する。

　同社は、ホームビジットと呼ばれる家庭訪問などを通じた膨大な市場調査を実施。日本の住まいに合うよう棚の幅やキャビネットの高さ調整を可能にした。

　今回のリニューアルでフレーム、扉、ヒンジ、引き出しや、小物アクセサリーを一新。その数はイケアの全商品約9500品目のうち1割強に相当する。スタイルと機能を両立するために、扉の幅と高さを同じにして統一感を出し、引き出しを開けると、さらに内側に引き出しがついているなど機能性も兼ね備えた。

　発売開始を記念して特別ギャラリー「IKEAMETOD GALLERY」を6月20～28日、期間限定で東京・原宿にオープン。週末には料理研究家の島本美由紀氏をゲストに招き、イケアオリジナルミッドサマー(夏至祭)レシピや、キッチンアイデアを紹介した。

　また「METOD GALLERY」を舞台に撮影を行ったストーリームービーもイケアウェブサイトおよびyoutubeチャンネルで公開中。