東急不動産グループの東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、東京・代官山に新たなリフォーム拠点を開設する。アクティブシニアをターゲットにした仕様が特徴。モデルルームの出店は初となる。
約70平米のモデルルーム
「マンション」「シニア」に焦点
モデルルームの名称は「CORE-KARA(コレカラ)」。ターゲットは活動的なシニア層。「これからずっと住み続けられる住まい」をコンセプトにしている。モデルルームは実際のマンションを改装して作られており、マンションリフォーム後の部屋を体感できる。
特徴の一つが広々としたリビングダイニングに配置されたアイランドキッチン。もう一つは将来を見越したバリアフリー設計。さらに、夫婦お互いが趣味を楽しめるスペースなども設計に取り入れられている。
東急コミュニティーは東急グループの管理マンションを中心としたリフォーム事業を展開。「生活者からは『リフォームしたいがどのように変わるのかイメージがわかない』との声が多く」(広報センター、小野里文子センター長)、今回のモデルルームを改装の魅力を伝える場として活用していく。設備のリニューアルから空間全体のリノベーションまで総合的に対応する。
モデルルームは東急不動産が運営する「TENOHADAIKANYAMA(テノハダイカンヤマ)」の8階にある1部屋を全面改装して作った。同じフロアのもう1部屋は東急不動産の住宅ブランド「BRANZ」仕様で作られた体感ルームに改装している。
東急コミュニティーでは昨年よりアクティブシニア向けのリフォームモニターを募るなどし、ニーズ調査などを行っていた。店舗を活用しリフォーム提案を強化していく。

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