「住まいの写真を撮る際のポイントは、正しい"明るさ"、"色合い"、"構図"の3点をきちんと押さえることです」と話すのは、バーガンディフォトコンサルティング(東京都練馬区)の梅津創代表だ。同社は撮影業務に加えて、企業向けの写真撮影研修も行っており、特に住宅関連の企業からの依頼が多い。今回は、初級編として、コンパクトデジタルカメラを用いた住宅の写真の撮り方を解説していく。
★ポイント1 正しい"明るさ"で撮る
住まいの写真を撮る際のポイントの1つは、露出補正による明るさの調整だ。これにより、オートモードで撮影すると暗くなってしまうような場合でも、明るくきれいな写真を撮ることができるようになる。一般的な調整方法は2通り。露出補正ボタンの操作と、「AEロック」だ。
露出補正ボタンは、多くのカメラの場合、カメラ裏面にある十字ボタンの上についている。インジケーターがプラスに動くと明るく、マイナスに動くと暗く写るようになる。撮影した写真をチェックしながら、適正な明るさに調整していく。一般的な室内撮影の場合は、常に露出補正をプラス2に設定するとよい。

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