≪被災地の声≫
「津波が道路を隔てた15メートル先まできました」。福島県いわき市の志賀塗装はぎりぎりのところで津波被害を免れた。震災後、在中していた郡山から自社に駆けつけた志賀晶文CEO。目の前でトラックが流されている状況は目を向けられないほどの惨状であったという。
「震災があった翌日の12日、13日には40件以上、補修の問い合わせがありました。月曜までで100件以上に及びます」。
瓦が落ち、雨を防げないような状態になった家には一刻も早い補修が必要になる。しかし、ガソリン、ブルーシートとった物資不足が活動の妨げとなりもどかしい日々が続く。また、先日、原発の影響により同社がある地域は避難地区に入った。

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