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中古住宅の「認定制度」続々登場

中古住宅の「認定制度」続々登場

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国、夏頃めどに「安心R住宅」スタート

 消費者が安心して中古住宅を買える市場にしようと、一定の基準を満たす物件を「認定」する制度が次々と登場してきている。リフォーム・不動産事業者を主体とした協会やハウスメーカー系列の団体、マンション買取再販の協議会など、様々な分野での制度創設の動きが広まっている。国もこの夏に「安心R住宅」という制度を発表し、優良な中古住宅を分かりやすくしていく方針だ。

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スミタスなど、「お住みつき」開始

 「まったく新しい中古住宅の安心・安全保証制度を開始する」。3月7日、参議院議員会館の1室でこう記者会見したのが、北海道で中古住宅仲介とリフォーム事業を展開するスミタス(札幌市)の佐藤直樹社長。同氏が中心となって立ち上げられたのが一般社団法人「良質住宅普及協会」。この協会では一定の品質を持つ中古住宅を「お住みつき®」と認定する取り組みを始めた。

 認定の条件は、インスペクションが実施済みであり、診断結果を公表しているもので、既存住宅売買瑕疵保険が付保できる水準にある物件。4月から不動産仲介業者と物件の売り主に建物調査を実施し、市場に認定物件を増やしていく考えだ。佐藤社長は「安心して買える中古をもっと見える化したい」と意気込む。

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