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ツクルバ、印刷工場・保育園...コワーキングスペースに再生

ツクルバ、印刷工場・保育園...コワーキングスペースに再生

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「つながる」新型オフィスに

 「co-ba(コーバ)」と呼ばれるコワーキングスペースが全国各地に広がっている。現在15カ所で運営され、7月には新たに2カ所、秋頃にはもう一カ所増え18拠点になる。プロデュースするのはツクルバ(東京都目黒区)。同社ではリノベーションという手法を使って、新しい働き方ができる空間づくりを手掛けている。co-baとはどんな空間なのか、奥澤菜採氏に聞いた。

ツクルバ co-ba飛騨高山・新潟

他人と隔たりなし

 コワーキングスペースとは一つの空間を様々な人で共有し、それぞれの仕事ができる場。2010年頃から国内でも広がりを見せ、ツクルバでは2011年に渋谷に「co-ba shibuya」を開業した。元々はただのオフィスだったが、これを共同で仕事ができるデスクを置いたり、本棚を作ったり、フルリノベーション。

 メインの会員プランは、利用料金一人月1万5,000円。フリーアドレス席となっており、空間内の空いている一席を利用できるというものだ。特徴的なのは、利用者の皆が共同のテーブルで仕事をするような設計になっており、他の利用者と明確な間仕切りがないこと。これがco-working(コワーキング)=共に働くこと、と言われるゆえんだ。

交流に価値

 ツクルバではこの人と人を隔てず交流を生み出すことに価値をおいており、空間デザインも意識的につながりができるようになっている。例えば、本棚は一人一つ与えられ、他の人にオープンな状態。

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