- トップ
- > 家電・ホームセンター
- > LIXILビバ、12期連続増収プロ向け資材販売に商機
4月に東証一部に上場した大手ホームセンターのLIXILビバ(埼玉県さいたま市)。同社は現在12期連続増収を達成中。好調の大きな要因がリフォーム商材の比率を高める戦略。現在売り上げの40%弱だが、今後この比率を5割に拡大する「R50戦略」を推進しており、リフォームの現場に関わるプロになくてはならないショップを目指す。
本社が入るさいたま新都心店
他社より高い資材売上比率
LIXILビバの直近の決算である2017年3月期売上高は1762億円。ホームセンター市場は約4兆円と横ばいで推移する中、同社の売上高は12期連続で増収を続ける。その理由の一つがリフォーム関連商材の販売強化にある。
取材で訪れた「スーパービバホームさいたま新都心店」の1階のフロアには数え切れないほどの建材、設備、工具などリフォーム資材がずらりと並んでいる。
実はLIXILビバの売り上げのうち40%弱がこのリフォーム関連商材が占める。この割合は他社に比べて高いという。
「私どもはリフォームセクターを事業の柱だと位置づけています。DIY協会の調査ではだいたいホームセンターのこれらの資材は売り上げの20%程度が多いのですが、私どもはほぼ倍。ここが私どもと他社の違いであり、強化すべき点だとも思っています」(田中浩幸執行役員IR広報室長)

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1653号(2025/06/16発行)1面
-
1641号(2025/03/17発行)1面
-
1637号(2025/02/17発行)1面
-
1636号(2025/02/10発行)1面
-
1634号(2025/01/27発行)8面