有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

スター・マイカ、セミオーダーリノベ開始

スター・マイカ、セミオーダーリノベ開始

このエントリーをはてなブックマークに追加

リユース家具導入、VR活用も

 7月14日に東京証券取引所の一部に上場を果たしたスター・マイカ(東京都港区)。賃借人付きの物件を仕入れ、退去後にリノベーション・販売を行うという手法で成長してきた同社は、ビジネスモデルの幅を広げる新たな取り組みを進めている。石積智之取締役管理部長と、販売事業部の谷口愛マネージャーに話を聞いた。

スター・マイカ セミオーダーのリノベを始めたセミオーダーのリノベを始めた

「じぶんReno」とは?

 同社の新たな取り組みは3つ。1つは「じぶんReno」。これは、同社が保有する物件をユーザーの要望に合わせて定額でリノベーションし、販売するというもの。約2000件の物件から条件に合ったものを選択可能。賃借人が退去し次第、事前に作成しておいたプランに基づいて、リノベーションする。

 プランニングは、ベースプランに、キッチンやバス、フローリングを数種類の中からユーザーがセレクトしたものを加えて行う。物件ごとに、間取りも数パターン選択可能。もちろん、無垢フローリングの採用や内装の塗装仕上げといった、こだわりの要望にも対応していく。

 改修費用は物件の広さに応じて定額で変化。例えば、60平米の広さでベーシックプランを採用した場合は500万円弱だ。物件と改修費用の合計は4000万円前後を想定。従来の再販物件の平均販売価格3000万円よりも若干高い。

完成後を確認

 また、大塚家具との提携によるリユース家具の活用もスタート。これは、大塚家具のインテリアコーディネーターがホームステージングした物件を、そのままの状態で販売するというもの。これまで、ホームステージングには安価なものを使ってきた。しかし、家具付きで物件を販売することに加え、リユース品を利用することでコストを抑え、大塚家具の家具の採用を実現した。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる