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【Re:オフィス】
遊休不動産をオフィスにリノベーションするケースが増えてきている。以前にはなかった「デザイン」性をより重視したり、「コワーキングスペース」「シェアハウス」といった新しい働き方に対応したり、新たな職場をリデザインする需要が高まってきている。
「ホテルライク」なロビーラウンジ
「職住近接」
職場と住まいを近づける、いわゆる「職住近接」のビルがリノベーションによって誕生した。これを手掛けたのが、トランジットジェネルオフィスグループで、シェアオフィスの企画・運営を行うリアルゲイト(東京都渋谷区)。働く場と住まう場所をミックスした実験的施設、「PORTAL , Apartment & Art POINT」をリポートする。
JR渋谷駅から徒歩5分。山手線のすぐ近く、築35年の鉄筋コンクリート造11階建てのビルが、その建物だ。元は個人オーナーがマンションとして保有していたものを、東京急行電鉄が購入。これをリアルゲイトがマスターリース(建物一括の賃貸借)契約し、企画、プラン、デザイン、入居募集、管理まですべて請け負っている。
建物面積1000平米に対して総額5億円かけたという今回のプロジェクト。外装、配管、電気設備、内装、インテリアに至るまですべて刷新した。オフィスと賃貸住宅を備えるこの物件のコンセプトは「アート」。渋谷周辺を拠点としていることが多い、個人のアーティストやクリエーティブ企業をターゲットとした。

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