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【広がるDIY】
「DIY」が広がり始めている。例えば賃貸物件の入居者はオーナーの許可を得ずに部屋を改修することは難しかったが、自分で改装可能な「DIY可」賃貸物件が増えてきている。また「DIY」好きな人向けの専門店も増加している。
リフォーム前の部屋の様子(左)→リリカラの竹久夢二デザインの壁紙(右)
床も壁も改修OK
デザイン会社、夏水組(東京都杉並区)のデザイナー、坂田夏水代表が「DIY」をテーマに新たな再生プロジェクトに取り組んでいる。プロデュースしたのは築42年の物件「西荻北ホープハウス」(東京・西荻窪)。この物件の改修を通じて、借り主による賃貸物件のDIYのモデルを示そうというプロジェクトだ。かねてから付き合いがあった不動産会社のリベスト(東京都武蔵野市)からデザイン改修の依頼があり、全40戸のうち12戸をDIY可物件とした。そのうち3戸をモデルルームとして公開。
坂田夏水代表が考えたのは、借り主が自由に壁紙を貼ることも、ペンキを塗ることも可能な賃貸物件。例えばモデルルームとして公開されている物件には、リリカラの竹久夢二デザインの個性的な壁紙が貼られている。DIY専用ドア「エーメ」には同社オリジナルのチョークボードペイントが塗られている。これらは同社がプロデュースするDIYショップ「Decor Tokyo」で購入できる。

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