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コレクティブハウジング社、「孤独」「多忙」の社会問題解決に入居者が団らんする賃貸住宅が拡大中

コレクティブハウジング社、「孤独」「多忙」の社会問題解決に 入居者が団らんする賃貸住宅が拡大中

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リノベーションの物語

コレクティブハウス

 今、都内を中心に「コレクティブハウス」というユニークな賃貸住宅が増えている。これは居住者の自主管理で運営する賃貸住宅のことだ。既存の建物の改修や入居者の募集、建物の運営などのコンサルティングを行っているNPO法人コレクティブハウジング社(東京都豊島区)に聞いた。

コレクティブハウジング社 After:スガモフラットのコモンルーム。Before:スガモフラットはもともと児童館だったAfter:スガモフラットのコモンルーム。全員が集まる広い空間だ
Before:スガモフラットはもともと児童館だった

夕食は当番制で調理

 シェア型自主管理の賃貸住宅とは、入居者全員が定例会を開いて独自のルールを決め、そのルールに沿って入居者が主体的に運営していく賃貸住宅のこと。

 世帯が住むシェアハウスでありながらオーナーや管理者にとらわれずに、例えば「共同で使う食器はどこのメーカーのものを何枚買うか」、「共用部の掃除当番の順番」など様々なことを話し合いで決めていく。

 ではなぜ、このような形態の賃貸住宅が今、注目されているのか。宮前眞里子副代表理事は次のように話す。

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