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2拠点居住の試金石にも
静岡と東京の2拠点で活動する勝亦丸山建築計画(静岡県富士市)が「西日暮里のシェアハウス」をオープンした。コンセプトは地域の人々との交流だけでなく、他のエリアとの交流のハブにもなること。同社の勝亦優祐社長と丸山裕貴取締役にデザインのポイントを聞いた。
共用のリビングを外部に開け、地域住民が気軽に入れる地域の交流拠点にした
開放感を追究
「西日暮里のシェアハウス」は、築約40年、延べ床面積96.06平米の木造2階建て住宅をリノベーションしたもの。他のエリアの人々が短期滞在するためのゲストルームを備え、東京駅や羽田空港へのアクセスが良い東京都北区に立地している。
同物件の特徴は、空間の仕切り方だ。特にこだわったのは共用のリビングを外部に開けた空間にすること。これは、地域住民が気軽に入ってこられるようにすることで、入居者を含めた地域の交流拠点にするため。
ポイントは2つ。1つは、土間を奥まで引き込み、リビングの一部としている点。テーブルやテレビラックは土間部分に設置。土間から居住スペースにかけては、縁側のようになっており、腰をかけてくつろぐことができる。テーブルの高さは、この縁側に座るとちょうど良い高さになっている。
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