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・ニューユニークス、3年でリノベ単価1.5倍の1200万円に成長
・客単価上昇の要因は定額パッケージをやめて、フルオーダーにしたこと
・営業効率の悪さを逆手に取り、多様な施工事例の積み重ねで集客につなげる
「100人100色」のデザイン人気
不動産仲介とリノベーションのワンストップサービスで7億円を売り上げるニューユニークス(東京都渋谷区)の客単価が伸びている。3年前は800万円だったが現在は1.5倍の1200万円まで成長。その要因を臼田英司社長に聞いた。
バラバラが大事
「客単価上昇の要因は定額パッケージをやめて、フルオーダーにしたこと。当社の強みである豊富な施工事例を生かすためには、注文施工が一番であると判断したのです」(臼田社長)
一つ一つの事例を見ていくと、同じジャンルでもデザインがバラバラ、ということが分かる。例えば、神奈川県川崎市の築44年のマンションを改修した「土間×オリジナルキッチン 移りゆく暮らしの表情」というコンセプトの事例では、中央に置いた造作のカウンターキッチンはステンレス天板と木の腰壁製。シンプルなつくりになっている。
一方、東京都町田市の築20年、「levelflow」と「作品」名が付けられた物件では、バルコニーから玄関まで視線が通るように桟入りのガラスドアが、室内の明るさを際立たせている。しかも2件とも1200万円と同じ工事価格なのだ。

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