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林泰介建築研究所、倉庫を価値創造の場へ

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林泰介建築研究所、倉庫を価値創造の場へ

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要約すると

・創業70年の電話工事会社の倉庫が、宇宙船のような空間にリノベされた
・暗くて汚いイメージの倉庫から、価値創造の空間へと変化を遂げた
・コミュニケーションスペースや工具置き場なども改装された


リノベーションの物語

under design

 創業70年の電話工事会社under design(アンダーデザイン、大阪府東大阪市)のオフィス1階にある倉庫が宇宙船のような空間に生まれ変わった。設計したのは林泰介建築研究所(大阪府大阪市)。2018年度グッドデザイン賞を受けた。

[施工後写真 撮影:下村康典氏]

林泰介建築研究所 什器は白く、各スペースはガラス張りで、足元には照明が仕込まれているBefore:以前は雑然と物が積まれており、いわゆる「暗くて汚い」倉庫だった
After:什器は白く、各スペースはガラス張りで、足元には照明が仕込まれている。オープンで明るく清潔な倉庫に生まれ変わった

和室の仕事スペースも

 暗くて汚い」という倉庫のイメージを覆す、明るく奇麗な「見せる」倉庫だ。什器は白く、通路の足元には照明が仕込まれており床が光っている。「ガラッとイメージを変えるならきれいにしただけではだめ。普通、倉庫ではしないようなことをしました。映画の宇宙船セットをイメージした」と林泰介氏。

 社員一人一人専用の工具入れをつくり、無駄なものは処分して整理整頓した。物を減らしたことで生まれたスペースを活用し、カフェのような雰囲気のコミュニケーションスペースも設けた。ここでは商談やミーティングなどを行うことができる。顧客と共に機械の設定などを行う作業室もある。どのスペースもガラス張りで、オープンな印象だ。

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