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ラ・アトレ、学生コンペの最優秀賞作品のリノベ物件が完成

ラ・アトレ、学生コンペの最優秀賞作品のリノベ物件が完成

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玄関から庭までつながる家

 ラ・アトレ(東京都港区)主催の学生実施コンペ「『自由が丘』×『すむ+かたち』」最優秀賞作品のリノベーション物件が完成した。

東京都市大学 加藤洲さんと川島俊哲さん加藤洲さん(右)と川島俊哲さん

 タイトルは「キッチハイクと104」で、デザインを行ったのは東京都市大学の加藤洲さん、川島俊哲さん。RC造4階建て賃貸物件の一室で、庭付きの物件だ。所有は小泉(東京都杉並区)で、施工はリフォームプラザ小泉(同)。

 玄関から部屋中心部まで土間になっており、庭まで一気に靴で移動できるのが特徴。入って右側にある和室とその横の部屋はカーテンで仕切る。

 「レールは横に移動することが可能で、プライベート空間を確保できる。カーテンレールは既製品を組み合わせ作りました」(加藤さん)

ラ・アトレ 長い廊下から庭まで靴を脱がずに歩ける長い廊下から庭まで靴を脱がずに歩ける

 今回のコンセプトは「食を媒体に他の人とつながる」で、キッチンが土足のまま使用できるようになっている。

 キッチンの上には5mm厚のステンレスを貼り、冷蔵庫スペースは窓際へ設置。壁側のキッチン棚は収納スペースで、「目線が棚の上に行くようにした」(川島さん)

 キッチン横の庭入り口には、高さ400mmのガーデンタイルを使用し、座ることも可能。「タイルの使用で、部屋の中と外の砂利の白さをつなげました。キッチン天板の色は部屋の机とそろえて統一感をもたせました」(加藤さん)

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