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・築60年古民家を、3つ賃貸物件にリノベ
・古民家の魅力を最大限引き出すリノベ、丸太梁を見せた天井
・賃料は相場の2割5分から3割5分高いものの、好評
本郷菊坂ハウス
築60年の古民家が3つの賃貸物件に生まれ変わった。以前は医院併用住宅だったが、医師である父親が亡くなり、娘2人はそれぞれ独立していたため3年ほど空き家になり放置されていた。どうにかできないかと依頼を受けたしあわせな家(神奈川県横浜市)が賃貸物件へのリノベーションを提案した。
日差しが降り注ぐ窓際に畳タイルを張った
藤棚下の縁側デッキや月見ロフト
この古民家があるのは、東京・文京区の本郷。本郷三丁目駅から徒歩3分という好立地だ。以前は近所の人々が通う耳鼻科だったが、空き家となってからは雑草が森のようにうっそうと生い茂り、建物の劣化も進んでいた。しかし、リフォームを担当したデザイナーの岩田一彦氏は、最初にこの物件を見たとき「手を加えれば良くなるとイメージがわいた」という。「昔ながらの良い大工さんが、良い材料を使ってつくっていると感じました」

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