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保育園建設が生み出す地域社会の好循環
リノベーション・不動産事業を主体に展開するN's Create.(宮城県仙台市)は、古い街の活性化を図るプロジェクトを開始した。皮切りとして手がけられたのが、1階に保育園を有する賃貸住宅やクリニックを含めた複合施設。長期的な視点で街の再生につなげたいと考える同社の取り組みを取材した。
保育園を中心に2階は店舗、3階は住居となる複合施設「Noie Sendai」
N's Create.(宮城県仙台市)では、保育園を含む複合施設を建設し、仙台市内の古い街の活性化を図っている。場所は仙台市青葉区宮町。かつては仙台市の中心部に近い商店街、住宅地として栄えた街だ。しかし、古くから続く街なだけに、地域住民の高齢化も進み、近年、街自体の活気も減っていた。
そこで同社では、永続的な街の活性化を図るために「まず、子供がいなくてはいけない」と保育園を手がけた。敷地面積300坪の複合施設の中に保育園を主体としながら、医療・食・住居と、そこに住む人の生活に根ざしたコンテンツをそろえていく。建物自体は1月29日に竣工した。
プロジェクトの第1号として着手された複合施設の名称は『Noie Sendai』。小さな子供を持つ母親が安心して子供を預け、働きながら無理なく子育てのできるインフラを街ぐるみでつくることで、人を集め、地域を活性化させていく狙いだ。それには未来のある若い世代・子供が自然と増えていく街づくりを考えなくてはならない。そこで、思い立ったのが「保育園」。幸いにも保育園運営に携わってもらえるパートナーにも恵まれた。
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