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第六南荘
築50年近い賃貸マンションの1階を、内装のみならず外のコンクリートブロック塀まで撤去した大胆なリノベーション事例がある。企画したのは、神奈川県川崎市内で建築設計を行うピークスタジオ。犯罪防止の意味合いも強いブロック塀を外した結果、治安が良くなる「逆」効果も出ている。
Before:ブロック塀があった頃は、ゴミが捨てられ勝手に駐輪されるなど、治安が良いとは言えない状態だった
After:ブロック塀をなくして開放的になった1階部分
閉鎖的な1階部分を改善
杉材を使用してデッキに
同社がリノベーションした物件は、4階建ての賃貸マンション1階の内外装全て。一番の特徴は、これまで1階を覆っていたコンクリートブロック塀を全て取り払い、道南杉のデッキを新設したことだ。
高さ1400mm、長さにして20メートル以上はあったブロック塀を撤去したことで、隣接する道路に1階が開放された。
「2016年4月にこのオフィスへ引っ越してきたとき、道が見えず閉ざされた印象がありました。私どもの会社は、1階で街とのつながりを持つ設計事務所でありたいと考えており、オーナーに提案したところ、承認いただきました」(佐屋香織共同代表)
4号室は菓子工房に変わった
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