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《入居率アップにつながる賃貸リフォーム術》UR都市機構、MUJIHOUSEとコラボパントリーが空室改善に

《入居率アップにつながる賃貸リフォーム術》UR都市機構、MUJI HOUSEとコラボ パントリーが空室改善に

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入居率アップにつながる賃貸リフォーム術

 築古の賃貸物件は、競争力の低下で入居者づけが厳しい。その上、人口減少による入居者の母数減少が重なり、リフォームでは差別化戦略が求められている。そんな中、築20年超えの賃貸物件、団地のリフォームでの差別化戦略は何が必要なのか。

【リポート/編集部 高田遥介】

 全国で71万8000戸もの団地住戸を管理するUR都市機構(神奈川県横浜市)は毎年、良品計画グループのMUJI HOUSE(東京都豊島区)と連携して「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を実施。これまで毎年、新たなデザインを取り入れながら団地リノベを行っている。

UR都市機構 キッチンスペースだった箇所をパントリーにリフォームしたキッチンスペースだった箇所をパントリーにリフォームした

動線遮る物入を取り外す

 今年でこのプロジェクトによるリノベーションはトータル56プランになり、全国48団地、約880戸をリフォームした。

 今年の新たな試みの1つが「パントリー」。パントリーは、食品や使用頻度の少ない調理器具を収納する小室、収納スペースを指す。キッチン横に置くことが多く、近年住宅市場で取り入れる事例が増えている。

 「数百万円台でリノベーションすることが、このプロジェクトでは多いです。その中で、リノベーションしても活用しにくい場所をどう生かすか考えた結果、たどり着きました」(住宅経営部ストック活用計画課・佐々木淳一課長)

UR都市機構 壁を取り外したことで、光を取り込むことができた壁を取り外したことで、光を取り込むことができた

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