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シンプルハウス、既存建具を利活用したリノベ

シンプルハウス、既存建具を利活用したリノベ

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リノベーション協議会(東京都渋谷区)が毎年主催する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」で、2020年度の500万円未満の部門で最優秀賞を受賞したのがシンプルハウス(大阪府大阪市)だ。「サスティナブルにスマートハウス」のタイトル通り、スマートハウス化を取り入れつつ持続可能な建材を活用したリノベーションだ。

【リポート/編集部 高田遥介】

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シンプルハウス 室内はソリッド感と温かさの入り混じったデザインになっている左:室内はソリッド感と温かさの入り混じったデザインになっている
右:リフォーム前の状態

IoT対応可能な部屋

本物件は買取再販の物件。知り合いからの紹介で物件を取得、リノベーション、販売した。平米数は70.9平米で、築44年ながら人気のエリア・扇町にある物件。

今回のリノベーションでは、和室から洋室に変えつつ、いかにリノベーションコストを抑えるかを重視。その結果、既存建具を再利用することがポイントの1つになった。

まず、押し入れで使っていた引き戸や襖をクローゼットの引き戸に再利用、玄関から廊下にかけてのドアは塗装して、別のドアに再利用した。キッチンカウンターは、古材廃材活用をしたオリジナル。壁は壁紙を剥がしただけの表しになっており、これは工事管理の社員が剥がした。コスト削減の中で生まれたアイデアだが、再販物件では珍しいデザインになった。

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