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鷲見製材、耐震7倍断熱6倍の家

鷲見製材、耐震7倍 断熱6倍の家

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「ひだまりほーむ」の屋号で新築を年約40棟完工し、高単価注文住宅、リノベーションを提供する鷲見製材(岐阜県岐阜市)は、2棟目のリノベーションモデルハウスを岐阜市鏡島にオープンした。リノベ前と比較して耐震性能7倍、断熱性能6倍、収納2倍を実現。コロナ対策も取り入れた新たなモデルハウスだ。

【リポート/編集部 高田遥介】

鷲見製材 1階は、外を眺めながら仕事、勉強ができる空間に1階は、外を眺めながら仕事、勉強ができる空間に

新築のようなフルリノベ

本モデルハウスは、築40年、2階建ての戸建て住宅をリノベーションしたもの。床面積は37坪。リノベーションの集客に活用して2年後に販売する予定で、販売価格は土地含めて5000万円を見込む。

リノベで力を入れたのは主に3つ。1つは性能向上で、耐震と断熱、収納の3つを強化した。

まず耐震性は上部構造評点が0.2から1.75に。基礎金物を補強して、外回りにハイベストウッドを採用。湿気を溜めにくい構造用合板を取り入れ、湿気を外に放出することで建物を長持ちさせる。内装には面材を用いて、力を分散させた。

断熱性はUA値で2.92W/m2Kから0.44W/m2Kに。外壁にセルロースファイバーを吹き込み、105~120mmの充填断熱、天井は200mmの厚さに。床断熱も施し、床はミラフォームラムダ50mm、床の合板は28mmの厚さがあり、床材は無垢材を使用した。

「1階の床はヒノキ、2階は杉と分けました。杉は柔らかく傷付きやすいですが、足触りがいい。一方のヒノキは木目が薄く綺麗で、時間が経ってもいい色。2階は休む場なので杉にしました」と子会社WOODYYLIFEリノベーション部部長代理の山崎明氏は話す。

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