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「コンセプトルーム」を活用することでリノベ単価を上げている会社がある。マンションのリノベ事業を手掛けて2021年3月期に8億円を売り上げたニューユニークス(東京都渋谷区)だ。この徹底によって、単価を15%から25%ほど上げ、平均単価は1200万円から1500万円ほどになっている。
提案前にショールーム案内
生活のこだわり刺激して単価25%アップ
提案前には必ずショールームに案内。反応が良かったものをプランに盛り込んで単価を上げる
同社の主なターゲットは20代後半から30代で、幼い子供がおり、世帯年収800万~1000万円の若者層だ。臼田英司社長は「お若いながらもリノベという選択をするくらいですから、生活に強いこだわりをお持ちのお客様が多い。そのような方々には、安さよりも付加価値で勝負すべきでしょう」と話す。
顧客が要望している、いないに関わらず、プラン提案をする前には必ず事務所の1階上のフロアにある「コンセプトルーム」というショールームに案内する。これまでに手掛けた事例を再現したエリアと、造作のキッチンや洗面台が陳列されたエリアがあり、キッチンなどは実際に使用することができる。「お客様の反応を伺いながら案内して、興味を持ったように思われる事例をプランに盛り込んで提案するのです。導入したあとの生活の素晴らしさを力説することで、施工費の値上がりを気にならなくさせるのがポイントです」(臼田社長)

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