- トップ
- > 中古住宅・リノベーション
- > 買取再販の「リノベ」が進化中、断熱、ペット、家具付...
「中古住宅流通最新動向」の2回目は前回に引き続き買取再販ビジネスのトレンドをリポートする。買取再販ビジネスは物件を仕入れた後にどんなリフォーム、リノベーションをするかがカギ。業者間競争が過熱する中、各社プランで差別化を図る。最新のトレンドをリポートする。
【リポート/編集長 金子裕介】
断熱、ペット、家具付き...差別化が過熱
インテリックスの断熱改修が施された物件。年間200戸の販売を見込む
「一昔前の買取再販物件は、どこの会社も似たり寄ったりで、なんとなく新築っぽく仕上げたプランがほとんどでした。競争が激しくなってくると、そんなプランでは差別化できずなかなか売れなくなった。今はどの会社もこだわりのあるリノベーションをしています」
こう語るのは東京都内で不動産売買を手掛ける仲介会社社長。住宅購入希望者に買取再販物件を提案するケースが増えているが、やはりリノベの質が高いほど成約率につながりやすいという。そのため買取再販事業者の多くが、消費者に選ばれるための「リノベ力」を磨いている。
マンション再販の大手インテリックス(東京都渋谷区)は断熱・気密性能を高めるリノベを推進し始めた。「ECOCUBE(エコキューブ)」という名称で、樹脂サッシや断熱材の導入のみならず、温熱計算によって数値で性能を明らかにする。デザインや間取りなどで勝負する事業者は多いが、「快適さ」や「省エネ」を売りにするケースは珍しい。
この記事の関連キーワード : インテリックス コスモスイニシア スター・マイカ ツクルバ トレンド マイプレイス ミキハウス子育て総研 リノベーション リフォーム 中古 中古 中古住宅 断熱 買取再販

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1637号(2025/02/17発行)17面
-
1637号(2025/02/17発行)2面
-
1636号(2025/02/10発行)11面
-
1636号(2025/02/10発行)7面
-
WEB限定記事(2025/02/10更新)