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買取再販市場を「データ」で分析する本企画。今回は主要プレイヤーの売上高ランキングをもとに解説する。
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《調査概要》
データはアンケート、直接取材などを元に収集した。2020年度ベースの実績を元に集計。買取再販とは中古住宅を購入しリフォーム後に販売する事業。
《目次》
1) JKホールディングスが1位維持、2位に渡辺パイプ
2)【有料会員限定公開】買取再販「売上高」ランキング(4~30位)
3)【有料会員限定公開】8位・9位企業の注目ポイントは?
1) 買取再販「売上高」ランキング(1~3位)
買取再販市場で業界1位の売上規模を誇るのがカチタスだ。単体で657億円。平均単価は約1450万円で、他社に比べてかなり低いが、年間4525戸という圧倒的な数の販売に成功しているため、売上高1位となった。なお6位のグループ会社リプライスを足し合わせると972億円にもなる。
同業他社のほとんどが都心部のマンションの再販を手掛ける中、同社は地方都市の戸建てに焦点を当てる。競合が少なく仕入れ競争に巻き込まれにくい点が販売数を増やせる要因の1つだ。2022年3月期には1036億円を計画しており、コロナ禍でも増収を見込む。
2位は大京穴吹不動産で390億円。販売戸数のランキングでは4位だが、売上順では2位だ。親会社がマンション開発大手の大京(大京は現在オリックスグループ)。新築で建てたマンションをグループ会社が管理し、売却希望者を補足して再生販売するモデルを展開。さらに全国主要都市にある売買仲介店舗でも物件の買取を推進。平均単価2700万円ほどのファミリータイプ物件を軸に、年間1500戸近く販売することで大きな売り上げに繋がっている。
3位はスター・マイカ・ホールディングスで388億円。販売戸数では6位だが、都心部の中古マンションに強く、平均単価が約3100万円と高水準にあることが売上高を押し上げている。
2) 買取再販「売上高」ランキング(4~30位)
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