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中古住宅のリノベーションを軸とするリビタ(東京都目黒区)は、昨年12月に長谷川和憲氏が新社長に就任した。不動産投資事業や高価格帯物件、まちづくり視点で地域と連携したリノベを強化すると明かす。また、区分マンション買取再販でも暮らし提案型の企画物件へ力を入れていく方針だ。
地域住民も使える共用部が強み
共用部で差別化
リノア北赤羽の共用スペースは、マンション内だけでなく地域にも解放される
「mydot(. マイドット)」では、街の特性を生かし居室内のリノベーションを一点に絞る
長谷川社長は、グループ会社である京王電鉄(同多摩市)で開発事業本部開発企画部長を務めていた。京王グループの不動産セグメントの戦略策定や、開発素地、物件購入の部門で活躍。同部課長時代には、同社の使われなくなった独身寮をリビタで改修し、シェアハウスに再生する事業などにもかかわっている。
2023年3月期の買取再販物件の販売戸数は、区分分譲、一棟まるごとリノベーションであわせて年間おおよそ200戸だ。累計50棟の一棟まるごとリノベを手がけた。
「一棟まるごとリノベーションの場合、専有部だけでなく共有部も改修し、建物内、地域内のコミュニティ強化につなげています。他にはない物件にリノベすることで、差別化を図っています」(長谷川社長)

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