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悠悠ホーム、定額制リノベ開始で単価2倍に売上も5割増

悠悠ホーム、定額制リノベ開始で単価2倍に 売上も5割増

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間取り変更を伴うリノベーションに注力することで、単価を大きくアップさせているのが悠悠ホーム(福岡県大野城市・年商135億円)だ。新築が伸び悩む中、リフォーム平均単価が倍増し、売上高も5割増に伸びてきた。定額制プランの導入、モデルハウスが好調を後押しする。

定額制とモデルハウスが後押し

定額制プラン導入

悠悠ホーム 築50年の古民家を改修してモデルハウスを開設。2階ではあえて壁を仕上げず、柱や断熱材を可視化(右)。来場者が耐震性や断熱性についても視認できる形にした(左)築50年の古民家を改修してモデルハウスを開設。2階ではあえて壁を仕上げず、柱や断熱材を可視化(右)。来場者が耐震性や断熱性についても視認できる形にした(左)

年間300棟の新築住宅を手掛ける同社は、新築需要の停滞もあり、2022年から本格的に住宅再生専門店「YUYUリノベ」を立ち上げた。以来、大型改修に注力している。

リノベーションプランに、坪単価60万円の定額制を導入した。定額制に振り切った理由は、小さい工事は水回り工事などが中心となり、手間の割に売り上げ規模が小さく、生産性が上がらないからだ。

リノベーション事業部の工藤崇史課長は「会社の目標数字がどんどん上がり、悶々としていた時、一度、仕組みを全部、壊してしまえばシンプルに考えられると思いました」と話す。これまで単価を上げる場合は、元々ある小工事や水回り単品に少しずつ付け足す形が多かった。それが現在は、最初から間取り変更を伴う全面改修の提案に特化することで、営業がシンプルになった。営業効率が上がった、と工藤課長は捉えている。

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