東武住販、山口・福岡で戸建ての買取再販 400戸以上販売し65億円

山口県、福岡県を中心拠点に地域密着の不動産仲介、買取再販事業を展開する東武住販（山口県下関市）。買取再販には2009年頃から参入。2014年には株式上場を果たす。2024年5月期における買取再販の実績は、販売件数413件、売上高65億7000万円だ。

中古戸建てを再生し、約1600万円で販売

携帯販売が資金に

同社は1984年に創業。神奈川県で不動産仲介業のキャリアを積んだ荻野利浩社長が、故郷の下関に戻り、立ち上げた会社だ。創業から売買仲介、賃貸仲介で実績を伸ばしてきたが、1990年代前半に起きたバブル崩壊の余波を受け、業績が低迷。不動産だけでなく、携帯電話販売業にも着手し、売上増を続けてきた。