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札幌東急リフォーム(北海道札幌市)は今期リノベーション事業を強化。自社ブランド「住まいるチェンジ」の受注獲得に力を入れている。
同商品は坪単価32万円の定額フルリノベパッケージ。平均客単価は1500万円。今期は7カ月で4件受注している。耐震補強、屋根・壁の張り替え、水まわり設備の交換などを行う。
中でもセールスポイントとして断熱施工には最も力を入れている。「他社の一般的な断熱施工は1立方メートル当たり24キログラムの密度で断熱材を入れますが、当社は64キロ。北海道の寒い冬を快適に過ごすことができる提案を行います」(冨澤雅彦常務取締役)
集客は完成見学会および構造見学会の開催が中心。実際の施工内容を体感してもらうことで、他社との快適さの違いをPRしている。リノベを強化する狙いは、営業マン1人当たりの生産性の向上にある。
「大小問わず、営業マン1人が年間でこなせる工事件数はおのずと決まってくる。こういった高単価のパッケージの受注を増やし、生産性を高めたい」(冨澤常務)
今期リフォーム売上高は前期比3割増の3億7000万円の計画。

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