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空き家を改修して市街地を活性化させよう、という取り組みが進んでいる。今年2月に立ち上がった山形リノベーションまちづくり推進協議会(山形県山形市)は、市内の空き家となった商業施設などをリノベーション。市の活性化につながる住宅作りを行う計画だ。同協議会は、東北芸術工科大学を事務局に山形市と県の宅地建物取引業協会、地銀2行、リノベーション会社マルアールなどが参画した団体だ。移住希望者と物件をマッチングするサイト「Real local(リアルローカル)」を運営する。空き家改修のスキームは次の通り。まず宅建協会が空き家情報を収集・提供し、市と大学がまちづくりに適した改修プランを立案。マルアールがデザインと施工を行う。改修費用は地銀2行が金利を優遇する同プロジェクト専用のリノベーションローンとして融資していく計画。「リノベ後に向上した性能に基づいた担保評価を反映させることが、このローンのポイント」(マルアール・水戸靖宏社長)
すでに東北芸術工科大学では、市内の旅館をシェアハウスとして改修し、年配者と若者の共住に成功した実績がある。

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