ポスティングとテレアポで拡大
全国20拠点で外装リフォーム事業を展開し年々売り上げを伸ばしてきているのが三和ペイント(大阪府大阪市)だ。年商は31億5000万円で今期(11月決算)では36億円を目指す。設立してからまだ12年目と若い会社だが、なぜこれほど大きな売り上げをあげられるのか。
ポスティング、テレアポをきっかけに成長してきた
沖縄にも5拠点
三和ペイントの強みはその拠点網だ。現在、同社の営業拠点は全国20カ所。本社は大阪にあるが、関西のみならず、北は北海道、南は九州にまで各主要都市に拠点を設けている。さらに、沖縄には「三和ペイント沖縄」というグループ会社がある。沖縄特有のRC造の住宅の外装リフォームを5拠点で展開し、約7億円の売り上げがある。
「平均すると毎年2店舗近く出店してきた」と木原史貴社長が語るように、毎年着実に営業エリアを拡大してきたことが売上拡大につながっている。
ポスティングとテレアポを組み合わせた営業手法も強みだ。同社の営業スタイルは各拠点の商圏内にある戸建て住宅にチラシをポスティング。その後、対象となる住宅に電話をしてアポイントを取っていく。
「外装リフォームをしようと思ったときに、この会社にしようと一番に思いつく会社はなかなかないと思います。私どもでは定期的にポスティングをすることで、会社のことを知ってもらうようにしています」(木原社長)

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