合説で「変人採用」PR
外壁塗装を中心に、5億5000万円を売り上げるシンライズ(東京都小平市)。初の新卒採用活動にもかかわらず、5人の内定者の獲得に成功した。合説から会社説明会、そして面接までを担ったのは、若手社員2人。どのようにして新卒者の心をつかんだのか、そのノウハウを聞いた。
内定式は、新宿のホテルで実施した
営業について説明、オレンジ色で明るく
新卒採用活動の中心は、ガイソー町田店の安次嶺陽支店長と、岡村海希氏の2人。採用目標は3~5人と設定した。今回は、住宅会社向けにマーケティング支援を行うラン・リグ(同渋谷区)がサポートした。
同社の差別化戦略は3点。1つは、3月12日に行われた合同説明会だ。まず、説明会のタイトルを「22歳で日本一の営業マンになった変人セミナー」と題し、安次嶺支店長が1回20分のセミナーを計12回実施した。セミナーでは、最初に46.4%という数字を提示。「これは、入社後3年以内で辞める割合です」と述べ、そこからどう辞めない人に入るかを伝えた。
「業界の話はせず、離職率という学生と共感できる話を最初にしました。営業と同じで、お客さんとの共通点を見つけることが大事だと考えました」(安次嶺支店長)

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