各メーカーから、最新機能や洗練されたデザインの浴室が販売されている。以前から素材やデザインにこだわったものは多いが、昨今は、より個々の生活スタイルや多様性に寄り添ったものが目を引く。
クローズアップ建材 注目バスルーム4選
在宅時間の増加やライフスタイルが変化するなかで、安らぎ空間としての浴室へのニーズは高まっている。
床や浴槽の自動洗浄といった清掃機能、肩にかかる吐水やマイクロバブルによるマッサージ効果を備えたリラックス機能は、中級以上の機種をはじめとしてオプションで装備が可能だ。浴槽は、ホーローや人造大理石に加え、天然檜を使ったものもある。
また、ライフスタイルの変化に応じて、これまであるのが当たり前と思われていた、ミラーや棚、カウンターがないモデルも登場している。装備が多いと清掃に手間取り、カビなどの汚れも発生しやすい。シンプルで清潔感のある浴室をめざし、必要なものだけを足せば良いといったミニマル志向のバスルームも、昨今のトレンドを反映したものだろう。
- 最小限で手にする安らぎ
- every ミニマルタイプ[トクラス]
- 人間工学に基づいた3Dエルゴデザインを採用。ミニマルタイプにはカウンターや棚もないため、さらに広く使える。バスタブは表面がなめらかで経年劣化の少ない人造大理石「スターク」を標準搭載。オプションで「ダブルバブルバス」「おそうじ浴槽」「ウルトラファインバブルシャワー」などがあり、個々の価値観に応じた必要な物だけを選ぶことで、ミニマルなバスルームを実現できる。

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