下請けを中心に住宅、非住宅の改装を手がけ、売上高約5億円の杉本工務店(京都府京都市)。現在、中古マンション仲介とリノベーションを強化している。昨年、リノベる(東京都港区)とフランチャイズ契約を締結し、元請けを開始。初の自社ショールームオープンから1年で、約1億円のリノベーション受注を達成した。
リノベショールーム初開設
単価は1200万円
もともと住宅だった部屋をリノベーション。生活する姿が想像しやすい
4月末時点で8件の契約を受注した。平均施工単価は1200万円で、ほとんどが夫婦や子供を持つ世帯だ。元請け1年目ながら、1億円近くを売り上げた。
受注できた要因は大きく2つある。1つは、市内では珍しいマンションリノベーションのショールームを開設したからだ。月平均20〜30組が来場する。
昨年6月、市内にオープン。築51年、約100平米のマンションを自社で購入し、1000万円かけてリノベーションした。室内は、夫婦2人と子供2人が暮らすペルソナ設定でデザイン。3LDKを2LDKに改装した。

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