瓦・屋根工事や外壁塗装を手がける長澤瓦商店(静岡県静岡市)は、伝統的な清水瓦の保全・承継を目指す。瓦の素材を利用した小物やアクセサリーの販売・製作や瓦を焼くための窯の復活など、新たな取り組みに挑戦している。
20代鬼師、瓦の伝統つなぐ
若者向けに瓦素材で小物を制作
鬼瓦は職人が手作業で造る
ウェブを積極活用
清水瓦の保全と承継を目指し、瓦の陶土を利用した商品の販売やオンラインでの積極的な広報を行っているのは、長澤瓦商店の長澤玲奈氏だ。
清水瓦とは、静岡県静岡市の清水区で生産されていた瓦のこと。かつて清水区は瓦の一大生産地だったが、1974年の豪雨によって産業設備が流され衰退してしまった。
郷土の伝統産業を復刻し、途切れてしまった歴史を紡ごうと奮闘しているのが、長澤瓦商店の鬼師・長澤玲奈氏だ。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1635号(2025/02/03発行)9面
-
1630号(2024/12/23発行)5面
-
1630号(2024/12/23発行)3面
-
1630号(2024/12/23発行)12面
-
1629号(2024/12/16発行)13面