畳や水回りのリフォームを手掛けるH・T・F(福岡県太宰府市)はトイレリフォームを強化することで業績拡大を目指している。商圏を自社から車で20分ほどの範囲に限定し、「トイレで困ったらすぐ来てくれる」というイメージ定着をねらう。ショールームには15台ものトイレを展示し、地域1番の品揃えで差別化を図っている。
店舗で比較検討を
トイレのリフォームでは地域1番の品揃えで差別化を図る
同社は畳やふすまなどの設置・交換と水回りのリフォームを手掛ける企業だ。創業33年目を迎え、売上は2億5000万円。かつては畳部門の売上が大半を占めたが、現在は畳部門とリフォーム部門とが半々に。社員数は9人で、リフォーム部門の担当者は3人ほど。うち2人は女性営業マンだ。
同社が特に力を入れているのは、トイレのリフォーム。受注数は年間100件ほどに上る。受注を促す工夫が3つある。
1つ目は、ショールームで商品の比較検討を可能にしていることだ。太宰府市内のショールームには、TOTOやLIXILなど主要メーカーのトイレを常時15台ほど展示。チラシに載っているトイレの実物が、いつでも見られる。

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