サニックス(福岡県福岡市)は第1四半期の決算において、産業用太陽光事業が順調に推移したことにより、前年同期比81%増の160億2700万円と売り上げを伸ばした。営業利益は10億5600万円となった。
部門別に見ると、産業用PV部門は77億2900万円で前年同期と比べ387%増の大幅な売り上げ増を達成した。営業利益は6億4500万円。昨年実施した住宅用太陽光システム事業からの営業職、技術職社員の移行が功を奏した。
HS(ホーム・サニテーション)事業部門は、「白蟻防除施工」が前年同期比46%増の10億2700万円、「床下・天井裏換気システム」が70%増の4億6200万円と既存商品が売り上げを拡大させた。一方、「住宅用太陽光発電システム」は人員シフトの結果、79%減の4億9400万円となり、部門全体では24%減の31億1400万円にとどまった。
同社は今期産業用PV部門が全体売り上げの半分以上を占めると見ており、今期見通しは、売上高が前期比65%増の715億円になるとしている。

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